2024/07/06

たなばた イヴ

今日は小暑でした。夏至が終わり、梅雨が明け、暑さが本格的になる頃なのですが、天気は日差しもなく、過ごしやすい一日になりました。

土曜日の修練は盛況で、今日も20人以上が参座してくれました。

まず全体での基本練習は、大会を目前にした少年拳士の演武種目を、その後、少年部と一般部に分かれての基本練習を行いました。


個別の技術練習は、それぞれの課題や進度に応じて練習を行いました。



大会に出場する拳士は、残された時間で技の精度を上げ、そして技術だけではなく、気合などの所作も確認してください。
20時30分以降は、一般部の修練、研究の時間に充てられました。

さて、明日は七夕(たなばた)です。
七夕には、願いを短冊に記しますが、かざりのひとつひとつに意味があるようです。例えば、、、
「短冊」は、願い事がかないますように(字が上手になりますように)、「巾着」は、お金が貯まりますように、「吹き流し」は、織姫のように機織が上手になりますように、、、などです。
久しぶりに、短冊に願い事でも書いてみましょうか。

ちなみに七夕は五節句のひとつです。たなばた以外の節句は、七草(1月7日)、桃(3月3日)、端午(5月5日)、菊(9月9日)ですね。

幼き頃は、織姫と彦星が1年に一度会える日、と教えてもらっていたのですが、なぜそうなったのかはいつの日からか忘れていた気がします。
<織姫と彦星の伝説>
「織物が得意な織姫と牛飼いの彦星がいました。2人は結婚し仲良く暮らしていましたが、結婚すると仕事をせず周りの人に迷惑をかけてしまうようになりました。
怒った神様は2人を天の川を使って離れ離れにしてしまいました。2人は悲しくて仕方がありません。悲しんだ二人の様子をみた神様は1年に1回だけ2人を合わせてあげました。それが七夕です。」

そうだったのかぁ。それにしても、怒った神様もやりすぎたと思ったのか、やさしさを感じますね。でもきっと、悲しみ暮れる二人が改心して自分の仕事をしたことへのご褒美で、真面目にやっていれば、必ずどこかにそれを見ている人がいるということかな、思うわけです。

七夕の節句は他に比べて、ロマンがありますね。

では、長くなりましたのでこのへんで。