2020/07/25

気が付けば7月最後の土曜修練でした

今日は北海道の夏らしいさわやかな風と強い日差しが気持ちのいい日でした。
そんな土曜日でしたが、なんとなくカレンダーを見ながら7月最後の土曜修練なんだな、と気づきました。

修練は変わらず手洗い必須、マスク着用ではありますが、通常のプログラムを休憩を取りながら進めています。

さて、今日の法話では、読本から「悩みの原因とその克服」についてを取り上げました。
それぞれ悩みは大なり小なり、ありますよねー。私もありますよー、仕事のこと、趣味のこと、etc. 。。。

でも、読本の記述はもっと大きな話しです。

「生きたい」という欲望に対して、「死」をもってすべての「生」であり欲望に終わりが訪れるという矛盾から悩みが生まれると説いています(要約しているの言葉足らずかもしれません。。。)。

釈尊の正しい教えとは、人生の苦難が訪れた時に、祈ることで安心したり事態の改善を望むといういうことではなく、心の中に打ち勝つ力と気持ちを作ることで安心を得らえるというものです(要約しているの言葉足らずかもしれません。。。)。

期待と事実が矛盾したときに事実をあるがまま見つめ、その事実は自分の欲望に要因があり、事実が期待に背いたときに苦しみが生じる。

所有欲や自我への執着捨て去ることで、苦悩や煩悩から解放される。

哲学です。
凡人がこの域に達することはなかなか難しいのですが、この教えを少しでも理解し、一つでも実践していく(達成するかどうかは別問題として)ことが大切なのだと思います。
さーて、自分の悩みにどれくらい還元できるでしょうか。
除夜の鐘の鳴る年末的生き方をするのか、スーダラ節的人生を求めるのか、バカボンパパ的哲学を体現するのか、人生は一度きり、悩みもあって難しいからオモシロい、ということなのかな。そう思えれば、最高ですよね。

練習終わりの礼と
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ともに練習を行った拳士全員が互いに礼をして、
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練習は2時間で終了しました。








2020/07/11

対策はまだまだ続く

夏になっても新型コロナの感染状況はおさまる気配がありません。
東京の感染者は今日まで3日連続で200人を超えています。
まだまだ対策を講じる必要があります。
わが道院でも、来館時に道院長が拳士の体温を非接触型体温計で計測しています。
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拳士はマスクをして手洗いを行ってから練習に臨みます。

フェイスガードも支給されていますが、だんだん気温が高くなってきているので、マスクをはじめ顔を覆う感染対策用品を着用し続けるのはなかなかつらいものがあります。

そういったことで今日も修練時間を短縮して行いました。
マスクはしていますが、飛沫感染防止の観点から「気合」はおさえていますので、道場内に元気というか活気を感じることは難しいですね。
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そのぶん、集中力を高めて基本練習を積み重ねます。

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いろいろなところで言われることですが、この新型コロナの経験は、きっと自分の人生のどこかで役立つ時が来るはずです。
未経験で未曽有のこのwithコロナの生活は苦しいものかもしれませんが、できるだけ楽しく過ごしたいものです。

2020/07/04

今日は休みをいただきました

道場に行く時間になっても足腰や胃腸系の状態などが整いませんでした。
「行くだけでも」と思いましたが、練習が中途半端になりますので休みをいただきました。
というわけで、今日の法話は聞いていないのですが、本山から「3 密を回避しての修練形態に関するガイドライン【2020 年 6 月 23日改定】」に基づいて練習が進められていますので、そのガイドラインの一部を紹介いたします。

修練にあたっては、警戒レベルに応じてその対応が示されています。
現状、幸いにも札幌市の警戒レベルは高いレベルにはありませんので、 「レベル1~2」に基づく修練になっています。

◆ 警戒レベル 1~2 における修練 ◆ 以下、通知の一部抜粋です
��修練前にやっておくこと>
参加者の管理(制限) 以下に該当する者は修練に参加させない。見学者も同様。
・体温が 37 度以上ある者
・ 咳き込む、息苦しいなど、呼吸器症状のある者
・ 過去 2 週間以内に感染者または感染の恐れのある者と接した者
・日常的に、電車やバスなど公共交通機関を利用する者については、修練時間 帯を調整して混雑を避けるなどの配慮をする。
道場備品の確認
・消毒薬、マスク(忘れたり、汚れたりした場合の予備として)、体温計
道場内の消毒※以下の箇所を消毒しておく。
・拳士が触れる可能性のある場所(扉の取っ手など)
・トイレの蛇口、レバー等
換気
・少なくとも 30 分に 1 回の割合で、道場の扉・窓等を開放し、5 分以上の 換気を行う。

上記のほかにも、様々な配慮・注意事項がありますが、道院長が対応して修練ができています。
ですから、自分ができる感染対策は自分の責任として必ず行って臨んでください。
それが全体の感染予防につながります。
他人のことも考えられるのが少林寺拳法の拳士ですよね?