最低気温もマイナスを記録する日が、ぐんっと減ってきました。そのためか、道場も熱気が漂います。
今日は「まん延防止重点措置」が解除された最初の土曜日だったこともあってか、大勢の拳士が参集しました。そして、体験入門の親子の参加もありましたよー。
法話では、卍の解説がありました。縦の画は天地、横は画は陰陽の表裏一体の事象をつなぐものであり「調和」を、周りのカギはとどまることない「変化」を表しているのですね。
法話を聞いて、読本に記されているのを思いだして確認しました。
また、日本の信仰観が無神論であったり自然信仰であったりする許容力（？）について解説がありました。
そう考えると我々は、多様性への許容力が比較的あるってことなのかな、おもってしまいます。
彼岸が近くなり、修練が始まる時間には日の長さを感じられるようになりました。そして、明後日には「まん延防止特別措置」が解除されます。少しだけ活動の制約がとれそうです!(^^)!
修練は、卒業式を迎えた拳士、受験を終えた拳士なども久しぶりに集まり、さらに見学に来てくれた小学生も積極的に参加して、静かな中に賑やさが戻ってきました。
今日の法話は知恵と智慧についてでした。
「知恵」とは「物事の道理・方法・意味を判断して適切に処理していく能力」であり、「知識を活用するチカラ」、「有益なアイデア・ひらめきを生み出す心の働き」を意味していて、「智慧」は「物事の真理を明らかにして、苦悩を消滅させる悟りを開く心の働き」、「自分が置かれた状況をありのままに受け入れることができる能力」です。智慧を身につけることで涅槃という悟りの境地を説いたり、全ての苦しみから解放されるという解説でした。
日々の生活においては知恵を生かし、その生活の中から智慧の実現を志向したいと思います。。。。難しい(-_-;)
新しいステージに進む若人には、知恵をもって自分の可能性を広げることを期待します。
この1週間は、気温が高く青空が広がり、雪解けも進みました。が、除雪が入らないので生活道路は散々たる状況です。車で進入すると「ヘタこいた～」です。後悔100％だと思います。札幌市～どうにかしてくーださーい！
というわけで今日の修練ですが、近隣の小学校でコロナの陽性が確認され、子供が少ない修練日となりました。
今日は道院を見学に来てくれた親子がいたんですよね(^^！うれしいですー。
体操や基本練習を一緒にやったのですが、どうだったかな。基本練習は大事なんですけど地味な練習なので若干退屈だったかもしれないな、なんて思ってました。
ただ、そのあと先生方がデモンストレーションで技を見せてくれましたので、そこから少林寺拳法のカッコよさやおもしろさなどを感じてくれたら、と思いました。
一緒に楽しく修行できたらいいですね！
