2019/02/23

2月最後の土曜修練でした

先週からの1週間で雪がだいぶんとけましたが、まだまだ雪深いのは変わりませんね。
そうそう、木曜日に地震がありました。
道院のある札幌市北区は、揺れが大きく震度5弱を観測しましたが、大きな被害がなかったのが幸いでした。
この地震、9月の北海道胆振東部地震の余震らしいので、今後も油断はできないです。
規模はともかく、日本全国で地震が多発しています。各人が危機感を持つことに越したことはないですね。

さて今日の修練ですが、鎮魂行、法話、基本練習、技術練習、成果発表、といつもと同様のプログラムで進みました。

今日の法話は、ダーマについてでした。ダーマは物体ではないのでなかなか説明むずかしいのですよね。
人は縁の中で生きていくことになります。その縁によって自分を変えたり、自分を受け入れたりすることで自己を確立することができるということであり、誰にでもその可能性があるはずです。少林寺拳法は金剛禅の教えを通して自己確立と自他共楽の道を精進するのであり、その拠り所になるのがダーマなのではないでしょうか。
こういう場を使って発信するにはお恥ずかしい理解ではありますが、理解の薄い部分や誤りについてはご指導をお願いし今日の法話のまとめとしておきます。

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基本の移動練習(動画)です。

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今日の技術練習では、指導拳士をシャッフルしました。
教えるほうも教わるほうも、「道院」というコミュニティーの中でお互いの理解を深めることや技の理解を深めることを目的として、今後もローテーションする予定です。
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成果発表もその日の目標と到達を確認するよい機会になります。
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��0時30分からは成人拳士の練習時間です。
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それぞれの課題の練習や研究、技術の共有など貴重な時間になります。

来週の土曜日は、道院長はじめ先生方が審判講習会のため、修練の開始時間が19時に変更になっています。




2019/02/16

寒さが緩んだ土曜日でした

先週の極寒から若干寒さが緩んだ週末になりましたね。
来週はさらに気温が上がるようです。まだまだ油断はできないですけどねー。
朝晩もだんだん日が延びてきました。春が少しづつ近づいている感じです。

そんな土曜日の修練ですが、道場も幾分暖かく、暖房をつけると汗ばむ感じでした。

鎮魂行の後の法話では、少林寺開創の目的と動機について再確認でした。
ザックリまとめると、、、開祖は戦時中の経験から、人の上に立つ人間の質で社会が大きく変わることを悟り、正義感と勇気と慈悲心を持てる人間作りを説き、健全な精神と肉体を兼ね添えたリーダーの育成を目的として少林寺拳法を創始したということでした。
それは、自己確立、自他共楽、拳禅一如や力愛不二といった特徴や行動の在り方、修行法に結びついていくのですが、それはまた今度になると思います。

今日は基本練習で相対の移動練習と防具をつけての突き蹴りを行いました。
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個別に型を作る練習も大事ですが、やはり相対で距離感や打ち込み、蹴り込みの感じを実感するのは大切な練習の一つになると思います。

技術練習は、試験が近い拳士が多いので試験練習の拳士、試験がひと段落した拳士は新たな技に取り組みました。
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最後は恒例の成果発表を行い練習の進捗を全員で確認しました。
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今日の練習には、見学に来てくれたご家族がおりまして、二人のお子さんが来週から練習に参加する運びとなりました。うれしいですね(^^♪♪
実は今月、来月で去り行く拳士もいますが、こうして入門する拳士もいます。
やっぱり春は近いのです!



2019/02/09

外は極寒、中は熱気!

昨日から今日にかけて北海道は今年一番の寒さでした。
上空に史上最強の寒気が入ってきたこともあり、ここ札幌でも日中の最高気温がマイナス10度!
道産子にも厳しい寒さでした。

そんな極寒の1日でしたが、たくさんの拳士が参加し熱気あふれる練習になりました。
現時点で昇級試験間近の拳士が数人いるので、練習の進捗状況によって試験実施することになることから、教えるほうも教わるほうも自然と熱が入ります。
今日もまずは全員での基本練習を行いました。
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そのあとに各自の目標に向けて技術練習に時間を割きました。
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��級を目標としている拳士に技のポイントを実演指導してくれました。

最後は恒例の成果発表です。ちゃんと修正点を確認してくださーいね。
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練習方法についてもその場で打ち合わせします。
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頼むぜ、6年生!
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ここ数日の寒さと雪でみなさんちょっとお疲れモードでしょうか。
気が付けば2月も中旬直前。
「寒さ暑さも彼岸まで」といいますから、こんな状態もあと1か月くらいですかねー。
一方で明後日まで「さっぽろ雪まつり」が盛大に開催中です!



2019/02/03

2月です!

早いもので2月に突入です。
��月の後半は大雪や寒さや電車の運休などに見舞われ、あれよあれよと過ぎた感じです。

��月最初の修練となった今日の法話は「般若心経」でした。
すべての物事には実体がないということはなんとなく判りましたが、法話を聞いているうちに「無」の話しが混乱してきて頭が渋滞しだしたので結局、最後は何のことかわからなくなりました。
なので、解釈はいくつかるようなのですが、Webから解説の一部をお借りします。https://butsuzolink.com/gendaihannyashingyo/

人の身体を含めた全ての物質は、常に実体なく絶え間なく変化しています。物質とモノではない頭や心の働きも、同じように実体がなく変化の絶えないものです。このように、万物の有り様は、実体なく移りゆくものなのです。

人の心を動かすために必要な感覚器官とそれに対応する対象物も存在しないのですから、人が認識する全ての物事を思考することで心が動くということは、全くないのです。このように、人の感覚器官も、その対象物も、そしてそれらが引き起こす心の働きも存在しないならば、そもそも悟りについて無知であるということすらなくなり、悟りについて無知である状態から脱しようと頑張ることもないのです。
そもそも悟りについて無知であるということすらないのであれば、そこから発生している老いや死のような苦しみも存在しないし、苦しみから逃れようと頑張ることもまたないのです。つまり、この世の苦しみも、苦の原因も、苦しみが滅することも、そのために修行することも存在しないのです。
そして、悟りに至るための具体的な智慧も存在しません。その智慧を得ることもないのですから、悟りに至るために必要な智慧を得ようと拠り所にするが故に、悟りを求めて修行をしている者の心には、こだわりや固定観念がないのです。このような修行者には、こだわりや固定観念がないので、恐怖もありません。その結果、悟りの智慧が完成し、極まった境地に達するのです。
過去にも現在にも未来にも、いつの世も、悟りを得た者たちは、悟りに至るために必要な智慧を得るためにすべきことを拠り所にしているので、一切の真理を隅々まで正しく知ることのできる最高の悟りを得るのです。

うーん、わかったようなわからないような。煩悩の塊のような私は、感覚器官も正常に機能し感覚の対象たる物質も感じます。固定概念の塊ですらありますので修行者の域にも達していないということは、無から悟りの智慧をえることもあり得ません。
まー、おそらく私だけではなく、貧富の差や社会的地位などに関係なく人類の大方がこの境地にはいないと考えれば、少しは気が楽になるのでしょうか。般若心経、深すぎます。

さて、年明けからの練習では、基本練習において移動を伴った練習や相対による練習プログラムを大目に取り入れているような気がします。そして利き手の逆も積極的に練習するようになっているように思います。今日もそのように練習を進めました。
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利き手じゃないほうは、有段者でもうまく運ばないことがありますね(ほんとはダメなんですけど(-_-;)・・・)
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後半は各自の昇級試験に向けて指導を仰ぎ、協力して技術練習を重ねました。
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昨日からの暴風が今朝まで続きました。練習が終わるころには落ち着いたようですが、明日の後半から月曜日にはまた風雪が強まりそうな予報です。通勤やお出かけの際には、十分気を付けてください!