2020/09/26

換気の空気がヒヤッ!とします

9月も彼岸を過ぎると日中は汗ばむ陽気でも夜になると急に空気に締りを感じます。
気持ちもキュっ、としちゃいます。
今日も手洗い、マスク、換気、水分補給などの時間を取りながら発声は抑えての修練になりました。
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これはわが道院だけではなく、全国の道院が配慮されていることだと思います。
先が見えそうで見えない状況が続きますが、道院の感染防止対策とともに、個人でもできることをやっていきたいと思います。

さて、今日の法話は「間合い」についてでした。
「基本間合」は一歩踏み込めば突き蹴りが決まる間合い、「近間」は攻撃間の合い、「遠間」は防御間の合い、があります。
少林寺拳法は主守攻従が原則ですから、基本は遠間で防御しながら、攻撃されるや否や自らが攻撃に転じる「後の先」を心がけます。
一瞬の攻防を見極めるためには「勘」が求められます。
「勘」は感覚であり、空気であり、気配であり、机上では学ぶことができないものですから、日々の修練で磨くしかありません。
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今日の法話を聞きながら、自分なりに感じたことは、日々の生活の中でも「間合い」ってあるよなーって思いました。
人と話をするときの間合い、パーソナルスペース、その場の空気感、少林寺拳法を通して生き方を学ぶってことかな。







2020/09/19

国際宇宙ステーションを眺めたのち

今日はちょうど修練の開始時間ごろに国際宇宙ステーションが道場の上空を通過するということで、みなで表に出て空を眺めていました。
青白い光が南西から北東に向かって動いていましたよ。地上から約400km上空の熱圏を秒速約7.7km(時速約27,700km)で飛んでるんですって。
時速27,000キロって想像もつかないですね。普通の車で高速道路を走って時速100キロ、F1で時速300キロ、いかに早いかがわかりますね。

今日の法話は「理法」でした。経脈、鉤手、梃子、車、弾み、そして反射神経や心理学の応用、これらを意識することで最小の力で最大の効果を得られるということです。
意識はしてもそれをどこでどう利用しているのか、知らず知らずにできていることもあるのでしょうが、今はまだ「あてずっぽう」な感じでしょうか。。。

さて、修練は基本練習でタメを作る動作を確認し、その後、個別の練習を行いました。
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とはいっても、修練はまだコロナ対策に基づいて進めています。





2020/09/12

気温の変化

今週は二十四節気の「白露」で始まりました。草花に朝露がつき始める頃が白露なのだそうですが、週の半ばまでは夏の暑さが残りました。
そうかと思えば、週の後半は9月らしい清々しい空気に包まれました。これからは、ひと雨ごとに秋が深まっていきますねー。

今週の修練も、換気のためにあけた窓からそんな季節を感じつつ始まりました。
鎮魂行、法話、準備体操、基本練習を行った後は、個別練習を感染対策に配慮しながら行いました。

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19日からは、各種イベントで5000人を超える入場が制限付きながら解禁になります。段階的に平常に近づけていく努力が続きます。
少林寺拳法の修練も過度に接近する技は控えつつ、技を選びながら相対での練習を進めていきたいですね。

あ・うんの72号の裏表紙には、「相対演練は宝の山」とありました。
少林寺拳法の良いところは、六つの特徴の一つでもある「組手主体」だと思います。共に鍛え合い共に成長する、まさに「相対演練は宝の山」なのではないでしょうか。

それでは、また来週!

2020/09/05

9月に突入です

��月最初の土曜日修練となりました。
ふと思うと、例年は先週の土曜日か今日の土曜日あたりに合宿を行っていたのかなー、なんて思ったり。
今年は楽しみが少なったか分、合宿がなくなったのは残念な気がします。

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写真は昨年の合宿の様子です。

さて、新型コロナウイルスの暴れぶりもすこーし落ち着いている感じですが、油断は禁物です。でも油断はせずとも緊張感をもって行動することで日常を取り戻していくことは大切ですね。
今日、道院長から10月の達磨祭の案内をいただきました。達磨祭は、「祖師達磨の遺徳を偲び修行に精進する」ことを誓う日です。
達磨の命日とされる10月5日の前後に執り行われます。日々の平凡でマンネリ化する生活や気持ちをこの機に修行を通してリフレッシュしましょう。

令和2年度 達磨祭
■開催日
10月17日(土) 18時30分~(通常の修練時間です)
■式次第
鎮魂行、表白文奉読、法話(達磨について)、献香

式終了後は、ゲームやビンゴで等で楽しむ時間もありますので、ご家族、お友達もぜひご参加ください。

さてさて続いては、少林寺拳法の広報誌「あ・うん」の中に掲載されている「開祖語録ダイジェスト」を楽しくも開祖の懐の深さに感心しながら拝読しているのですが、今日の語録は、「人類の幸せにつながる道は、調和の道である」という帰結の話題なのでした。その最後の下りが、今の総裁選になぞらえたわけではないのでしょうが、こんな言葉で締められていました。
「総理大臣にならんでも、国民の大半がまともで質が高かったら、ちょっとは誇れる国になれる、そう思えよ。」・・・だよねー。
そういえば、国会議員も「議員」である前に国民なんですけどねー、そのあたり、どーなんでしょ?

さてさてさて、ちょっと話しが長くなってきましたが、少林寺拳法グループから「修練における感染拡大防止に関するガイドライン(9/1改正)」が出ています。地域の警戒レベルに合わせた感染対策で修練を行うことが記されています。道場内の消毒、手洗い、マスクの着用、体調管理などしばらくは今まで通りの対策が必要となります。
併せて熱中症の対策として適宜休憩を取り、水分補給を行います。
また少林寺拳法ユニティー(SHORINJI KENPO UNITY)からは、昇格考試のガイドラインとして、10月以降の通常実施が発信されています。