2022/05/14

余裕のち緊張

 今日はですねー、少年拳士の昇級試験が予定されていました。

個別の技術練習では、試験科目の練習に終始し、真剣ながらもどこか余裕が見えていたのですが、いざ試験となると緊張の面持ちででした。

試験の課題はしっかりとできているのですが、何となく動きにぎこちなさが見え隠れしました。







さて、今日の法話では因縁説と因果律の解説でした。

因果律は原因と結果だけをフォーカスするのですが、何かが起きるには原因がある、というの思考だと思います。

一方因縁説は、原因と結果の間に「縁」が働くことで結果をもたらすということを説いているのではないでしょうか。

「風が吹けば桶屋が儲かる」ってことわざがあるのですが、これって、「風が吹く」という「原因」と「桶屋が儲かる」という「結果」であり、因果律だけで考えると「どうして風が吹くと桶屋が儲かるの?」となるわけです。

因縁説は、桶屋が儲かる縁も含めて考えるわけですね。まー、このたとえが良いのか、正しいのかわかりませんが、法話を聞いてこのようなことわざを思い出していたわけです。たとえとしての適否は置いといて、考えることが大切ということでご容赦くださいませ。