2021/02/13

このまま春になればいいのに

真冬に到来した春の兆しですが、来週にはまた寒波がやってきそうなんです。
それでも2月も半ばになって、日差しが強くなった感じや日が長くなった感じがしますよね。
さて、今日の修練前に、大学生になって本州にいる道院OBが帰省の折に立ち寄ってくれたそうです。
残念ながら小生は会えなかったのですが、少林寺拳法を離れて5年ほどたっても道院に顔を出してくれるのはうれしい限りです。

修練は今日も手洗い、アルコール消毒、検温をして短時間集中で開始です!

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今週の法話から、四諦(したい)に関する内容になりました。
四諦は、釈尊が成道(※)後の最初の説法で説いた4つの真理と読本にあります。
今日はその2回目で「集諦」の解説がありました。
人は生まれながらにして苦しみの世界(苦諦)に生きており、苦しみが起こる原因は欲望のままに流される(集諦)と指摘しています。
確かに、人は多かれ少なかれ、明日こうしよう、いつかああなりたい、これが欲しいなどの「希望」という欲望を抱いて生きているのかもしれません。
でも言われてみれば、そうした希望や欲望(渇望)に縛られることが「苦」なのかもしれないな、と思う反面、希望を持つから日々努力できる自分がいるジレンマを感じてしまうのは私だけでしょうか。。。

というわけで、明日への希望を感じて今日を終えます(法話からなんにも学んでおらんやないかーい!)。ではまた。

※菩薩 (ぼさつ) が修行して悟りを開き、仏となること。特に、釈迦 (しゃか) が仏になったこと。