2021/02/06

2月になりました

関東の緊急事態宣言から1か月が経過しましたが、先週、緊急事態宣言が1か月延長になりました。
我が札幌あいの里道院が当初予定した短縮修練は本日まででしたが、この結果を受けて来週から2月24日までの修練に関しては、20時でいったん終了し、高校生以上の拳士については希望により8時30分までの修練を認める対応としました。
まだまだコロナ以前と同様とはいきませんが、引き続き状況に応じて方針を定めていくことになると思います。

さて今日も、鎮魂行、法話、準備体操で約30分、基本練習を約30分、20分の個別練習のあと、成果発表を行って20時に修練を終えました。

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三角抜と切返抜の鉤手のタイミングの違いを解説いただきました。

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個人練習の時間は少ないですが、集中して練習するチャンスです。

法話では八正道の八つ目の正定(しょうじょう)についてでした。正定とは「正しい瞑想」であり、読本には「精神を統一し、一刻一刻を大切にし今すべきことに全精神を集中すること」とあります。今、流行りの「全集中」とも似ているのかもしれませんが、釈尊の修行やマンガの世界とは違い、我々にはその意味する本質を実践するのは難しいのではないでしょうか。
そうであったとしても、道院長曰く「身の回りのことに常に感謝する気持ちを持ち続けることが人間的な成長につながる」というお話しには、強く同意します。
自分はまだまだ未熟ですから、できるだけそうありたいと思いました。