2024/06/22

陽の長い時期

今日もたくさんの拳士が参座してくれました。
ありがとうございました。

今日は鎮魂行が終わったあとに、道院長から大会のエントリー状況についての報告がありました。

当道院から、小学生見習いから7級の規定単独演武にエントリーしている拳士がいますが、このクラスに40名以上がエントリーしてるんです。なかなかキビシイ状況だな、と思って聞いていました。ただ、決められた演武の中でなにか光るものを披露できると良いのではないかと思います。大会本番まで1か月です。規定の演武がしっかりできることはもちろん、+αを求めて取り組むことも大切なんだと思います。

というわけで、大会に参加する拳士にとって今日の練習はどうだったでしょうか。自分なりに、目標と課題を掲げて取り組んでほしいと思います。

一般部では、今日も連続複数法形修練を行いましたが、普段あまりやらない右構えからの練習でした。左右が変わるだけで、体の運びや感覚が変わるので、難儀しますね。これがすんなりできるといいのですが(^^;






さて、余談ですが、タイトルのとおり、昨日は夏至でした。1年で一番日中の時間が長い日になりますね。そうはいっても。夏至についてはそれくらいの知識しかないな、と思ってちょっと調べてみました。
・夏至は一日だけを指す場合もあれば、期間を指す場合もあります。
期間を指す場合には、「夏至」の次の二十四節気の「小暑」の前日までになります。
・日の出時刻が最も早く、日の入り時刻が最も遅くなるのは、夏至の前後1週間といわれていることから、夏至に定められた1日が陽の長さのピークではないようです。
・冬至にはカボチャを食べたりしますが、夏至の日はかつて田植えで忙しい時期であったことから、決まった食べ物を食べる風習は残りづらかったようです。しかし、一部の地域では、豊作を祈願したり作業の苦労をいたわるなど、食べ物を備食べる風習が受け継がれたようです。例えば、、、
関東地方・奈良県・和歌山県の一部 小麦餅
関西地方 タコ
香川県 うどん
福井県 焼き鯖

北海道で初めてお米が作られたのは、江戸時代の1692年のようですが、寒さが厳しく、米作りに成功したのは1873年との記録があります。本州に比べて栽培の歴史は浅く、困難があったこともあり、田植え作業の苦労をいたわるどころではなかったのかもしれませんね。
今の北海道は、全国的にみても有数の米の産地ですが、夏至の風習にかかわらず、天気の良い日には野外で、家族や気の合う仲間と日本を代表する地元のおいしいものを食べ、夏に向けて英気を養いたいものですね。