みなさま 年末年始は楽しく過ごせましたか。
小・中・高校はまだ冬休み期間とあって、今日はお休みの拳士もいましたが、いよいよ2023(令和5)年の修練が始まりました。今日は新年になって初めての修練、新春法会で3週間ぶりに道院のみなさんが元気な姿で集まりました。
新春法会を始める前に、昨年末に昇級した拳士に合格証がで渡されました。合格証をいただく時には「うれしさ」を感じたり、試験のときの「ふがいなさ」を思うことがあるかもしれませんが、どちらの感情も次のステップの糧にしていくことが大事なのだと思います。
少林寺拳法の特徴の一つに「組手主体」がありますが、二人で技をかけあい、できなかったことができるようになる感動を分かち合いながら、相手への思いやりを持って上達を目指すのです。こうした意識は社会においても大切なことだと思うのですが、修練を通して「半ばは自己の幸せを、半ばは他人の幸せを」という教えを実践しているのですね。技も気持ちも高めていけるようがんばりましょう!
さて、新春法会では、鎮魂行、道院長法話、門信徒代表の挨拶、奉納演武を行い式典を終了しました。
その後、鈍った体を慣れさせるように、準備体操、基本練習、各自の技術練習の順に進み概ね通常運行の感じでした。