2022/04/23

2週ぶりの更新になります

 仕事の関係やワクチン接種が重なり2週ぶりの更新です。

すっかり気温が高い日が続き、道場の床板もすっかり暖かくなっていました。窓から見える民家の庭には春の息吹が感じられます。

実は2週前の9日に入門式があり、親子拳士(3名)が誕生しています。我が道院も一気に賑やかさが増していました。

そんなこともあってか、今日は基本練習に重きを置いているように思いました。

個別の技術練習では、試験を控えている拳士は試験科目を中心に、そうではない拳士は科目表に沿って技の練習を繰り返しました。



さて、今日の法話は因縁(縁起)についてでした。日常で使用する「縁起」とか「因縁」という意味合いは、釈尊が説いた縁起とは違うようです。「この世のすべての物事には必ず原因と結果がある。」という、釈尊の悟りの境地の一つです。

今日の法話の中で気に止まったのは、良いことをすれば良い結果となって返ってくる(善因善果)ものであり、悪い結果であるときには悪いことが原因となっている(悪因悪果)ものでこれも縁起(因縁)であるということです。

人の感情においては、時に意地悪な気持ちになることもあるかもしれませんが、少林寺拳法を修行をする我々は、善因善果の思考を選択できる人間性を培いたいものです。