例年ならば新たな気持ちで新しい生活が始まる前向きな不安のある晴れがましい季節だと思いますが、今年は若干、不安の趣きが違うようです。
新型コロナウイルスがいまだ猛威を振るっています。そんな中、少林寺拳法では、新型コロナウイルス感染症に対する基本方針が本山から道院長等に4月3日付メールで通知されました。メールの写しは拳士に配付していますので、ご父母のみなさまもご覧ください。
この通知の基本方針を要約すると、①緊急事態宣言が発令された場合は道院活動の全面禁止②所在地（地域近隣）で感染者が発生した場合は活動の全面禁止③所在地（地域近隣）で感染者が発生していない場合は活動を妨げない。ただし、3密を避けるため①演練は単独演練にとどめる。②対人間隔を2メートル以上確保する。③体温測定を行う（37度以上の発熱がないことを確認する）。④30分ごとの換気や手洗い、マスク着用、咳エチケット等を遵守する。ことが示されています。
本道院でも、この基本方針を遵守し修練を進めていきたいと思います。
スミマセン、前置きが長くなりましたが、4月最初の土曜修練です。
道院に来たらまず手洗い、消毒です。
消毒用ボトルも置いて、こまめに消毒しています。
3密を避けるといっても、修練前の子供たちはいつのまにかこんな感じにります。
来週から学校が始まるようですが、大丈夫なんですかね。ことが起きた時の責任の所在が心配になります。
さて、修練ですが、写真ではわかりにくいかもしれませんが、いつもは5列で並ぶところを4列で並ぶようにしています。
修練も基本と単演を中心に進めていきます。
しばらく体を動かしていないのと春の気温になってきているので、いい汗かきます(^-^;
そんな中、単演なのに相対の面白い練習をしている組があったので最後に披露してもらいました
天地拳第一系と第二系を練習していたのですが、お互いが鏡になるようにそれぞれが右前、左前で向き合って練習していました。
なかなかアイデアのあるユニークな練習だと思いました。
新型コロナウイルスの終息まではこのような感じの修練が続くと思います。ただ、この感染の終息は今のところ見えないですね。やはり、今は感染を防ぐ最低限の対応であっても、「感染しない。感染させない。」という意識で一人ひとりが手洗いなどのできることを行うことが大事なのだろうと思います。
ただ、4月は新学期が始まったり親元を離れて入学する人や転勤があったり、人の動きが多くなるのが必然です。そうなると北海道も4月の2週目、3週目に感染者の増加が始まりゴールデンウイーク前には再度緊急事態宣言が発令されることがあるかもしれません。そうはならないことを切に願います。
今日のブログは文字が多くてスミマセン。
まずは札幌あいの里道院の新年度は無事に始まりました。