2024/05/27

開祖忌を執り行いました

開祖忌は、少林寺拳法を創始した宗道臣先生の命日(5月12日)に、その「志」に思いを馳せ、遺徳を偲ぶ行事です。

本道院では、「宗道臣Day」前日の5月25日(土)の修練において、開祖忌を執り行いました。

式典は、次第にそって厳かに執り行われました。


法話では、「四苦八苦」について講説がありました。

詳細は、読本(P44~)を参照していただきたいと思いますが、釈尊は、人間には「生、老、病、死」という苦しみがあると説きました。悩みや苦しみの根源が「生」そのものが持つ矛盾~「生」という欲望に対する「死」という結末~であるならば、期待してはいけないことを期待し(例えば不老不死)、期待と事実が反すること(生きる希望と死という現実)が原因となって生じている、と説いています。
私なりに、何事も100%を期待しない(求めない)、ということかなと感じます。もちろん、希望や理想に近づく努力は大切なことですが、その「思い」と「現実」のギャップはあることを理解することが大事なのだろうと思います。

この日は、開祖忌に乗じて「お楽しみ会」も開催され、子供も大人もビンゴやジャンケンで用意された景品のGETに燃えましたよ!

そしてその後は、厳しい(?)練習が待っていました(笑)

盛りだくさんの修練日でしたねー。