2021/04/24

連休直前!

今日は春らしい気持ちのいい一日でしたが、そんなうららかな気分にひたりながらふとカレンダーを見ると4月の土曜修練の最終日。
来週はもう5月なんですねー。

今日もいつもと同様に鎮魂行の唱和から始まりました。
その後は、昇級試験に合格した小学生拳士への合格証書の授与がありました。

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みんなよく頑張りました!「道場に通う」という「修行」積み重ねて、次の級に向かいましょう!

基本練習は今日も級拳士と段拳士に分かれて行い、級拳士は主に突き蹴りの基本、段拳士は相対練習を中心に、前回からの注意点や直近で練習している技の確認を行いました。

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最後に今日の練習の成果を発表し、2時間の修練の終了です。
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さて、今日はまず、昨日、1都2府1県に発令された緊急事態宣言(期間は4/25~5/11)に伴う該当地域における少林寺拳法の対応についてお話しがありました。ウイルスに県境はありませんので、この緊急事態宣言がどれくらいの効果を発揮するのかわかりませんが、今となってはどこで暮らしていても自分も新型コロナの当事者であることを忘れてはいけないと思います。北海道もジワジワ感染者が増加しています。道院長からもまずは個人が基本的な感染対策をしっかりとするよう話がありました。

また法話では、釈尊の生誕と入滅、出家と悟り、そしてインドに根付く人種や職業の差別制度に反対し「人間みな平等」の立場を説いたことについてのお話しをいただきました。
中学生のころの試験勉強で、単にインド=カーストと暗記したこの制度が、釈迦の教えの起源になっているなど知る由もありませんでした。どこに知識の種があるかわからないですね。

それでは、今年も制約の多そうなゴールデンウイークに入っていきますが、わが道院の拳士は、特にコロナ対策に関しては、半ば自分の幸せと半ば他人の幸せをを考えられる「人」としての行動を心がけて、来週の修練でまた会いましょう!