2015/11/15

昨日の道院長講話です

講話の初めに「祈りの手」の絵を見せていただきました。
prayer's hands.jpg
この作品はアルブレヒト・デューラー(1471-1528)が描いたものです。

デューラーが著名な画家になることができた逸話が紹介されました。
ここでは内容を割愛しますが、逸話についてはYouTubeをリンクしておきます。
youtube_logo.png

必ずどこかでだれかが助けてくれている、だから人は生きていくことができる。与える側も与えられる側も感謝の気持ちを忘れてはいけないということかな。
その境地に至るためには、まずは拠りどころとなる自分を作ること、それが強さであり、そうなれることで自分の幸せはもちろんのこと他人の幸せをも喜ぶことができるのだと思います。

昨日、フランスで悲しい事件が起きました。やりきれない思いですね。同じ人間なのに。どちらか一方だけが正しいわけでもなく、どちらか一方だけが間違っているわけでもない。それなのに殺しあう。正しいと思う主張だけを言い合うからなのかな。人は間違いを犯します。それを認めることができることも、人としての強さなのだろうと思います・・・・、ひとり言です。