暦上では「大寒」だったんですよね、今日は。ただ日中の気温はプラスで、3月上旬並みの暖かい一日になりました。
今シーズンの冬はほんとに穏やかで、札幌市内でも降雪量の多い我が家の地域も、年末に結構な雪が降った後は、先週の木曜日くらいまでまとまった雪がなく、今のところラクな冬を過ごしています。このまま終わるわけはないと思いながら、ちょっと期待しちゃいますよね。
ちなみに、1902年の大寒(1月25日)に、旭川市で国内の史上最低気温、マイナス41.0℃を観測した記録があるそうです。
ところで、大寒のこの時期の水は「寒の水」と言い、その寒さ故、雑菌が繁殖しにくいとされ、くみ置きをして飲み水や料理に使ったそうです。「寒の水」を使う「寒仕込み」の酒や醤油、味噌は、発酵がゆっくりと進むため、品質の良いものができると言われています。
昔の風習を知って「寒仕込み」のお酒をいただくと、酒飲みの私なんかは一味違う楽しみ方ができそうです。