2015/05/24

2週間ぶりの更新

みなさん、ごめんなさい。ブログの更新が・・・2週間ぶりです(^_^;)
昨日の練習の様子を報告します。

≪道院長講話≫
バラモンのある行者は、釈迦の説法に傾倒しバラモンの教えを離れていく仲間が多いことに怒りを覚えていました。その怒りは頂点に達し、あるときこの行者は釈迦に悪口雑言を浴びせました。釈迦は黙って聞き終えると行者に質問をしました。
「喩えば客をもてなすために食事を用意したとしよう。」
「しかし客人は、料理に手をつけずに帰宅してしまった。」
「その場合、この食事は誰のもになるだろうか?」
バラモンは応えました。
「そりゃあ、主人が用意したのだから食さなかった料理は主人のもになるでしょうよ。」
釈迦は言いました。
「それでは、今君が私に向けた言葉を私は受け取らず帰ります。その言葉は君のものになるのでしょう。」
それを聞いたバラモンは、顔を赤らめて、そのまま無言で去っていきました(後にこのバラモンの行者は、釈迦の教えの実践者となったそうです)。
釈迦の教えは深いですね。この例え話しは、我々の生活では「言われたことをそのまま返す」というような行動になっているでしょう。

さて、ここからは私見です。
自分が受け取らないことにより、「返された言葉」を自分に置き換えられる相手ならば良いのですが、単純に「そのまま返す」と応じたことに怒りを増長させる相手もいるかもしれません。
相手や状況によっては、「聞き流す」こと「相手にしない」ことも必要かもしれませんし、同じ目を味あわせる「目には目を」的な発想もあるかもしれません(その痛みにより自分のやったことに気づく)。
しかしながら、「教えをたれて人を導き」からすると、どんな相手でも対話をして諭していくことが本来の姿かもしれません。

≪今日の練習≫
全体練習の共通技術練習では、「逆小手」を道院長が実演指導し全員で練習しました。
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逆小手は、5級で習う技術ですが、イロイロな要素が複合的に構成されています。右手と左手の使い方など技のポイントを整理して習得する必要性を再認識しました。

��月の全道大会に向けての練習に取り組んでいます。大会まで2ヶ月をきりました。練習回数は、週2回の練習で14回程度です。課題を持って練習しましょう!
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今日は成果発表で乱捕りを披露する拳士がいました。
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実戦的な動きが必要な乱捕りでは、普段の練習では見れないような動きをする拳士もいました。グローブやプロテクターを着けて、安全を確保し、実際に「当てる」といった練習も必要かなと思いました。

久しぶりの更新で長くなりました。